女性をオーガズムに導く部位と開発の進め方

女性を快感に導く部位と開発の進め方

男性と女性がペニスを介して一つにつながり、二人ともオーガズムに達する快感を得られる。これは男女のセックスにとってとても素晴らしい体験です。しかし、実際に絶頂に達する女性は、少数派です。

女性のあなたが大多数である膣でイけない女性だったとしても、がっかりする必要はありません。女性の部位には膣以外にも、オーガズムを得られる箇所がいくつもあります。

最初から膣でイけない人は、そこだけにこだわらず別の部位を開発から始めることをおすすめします。男性と女性が、それぞれにしかない快感を追求するなら、お相手している方のことをよく理解し、確実にオーガズムや絶頂を得られるポイントを探してあげましょう。

実際に私がお相手させていただく中でも、自分の性感帯や感じるポイントをあまりちゃんと分かっていない、または深く掘り下げたことがないという女性は多くいらっしゃいます。

性感帯を探すために、全身をくまなくマッサージされたり愛撫された経験はありますか?ひとつの性感帯の何十分何時間とかけて丁寧に刺激され、開発された経験はありますか?

よほど男性に性への探究心がない限り、時間をかけてそのような試みをされた事がある女性は少ないのではと思います。イける・イけないの差は、この努力の問題といえるかもしれません。ただ、そのような努力をするにも、それにマッチするパートナーを見つけることが難しいので、イける女性が少ないのも納得できる部分があります。

女性の性感帯を探る上でポイントとなる部位をいくつか説明いたします。

クリトリス

女性がマスターベーションをする時に愛撫する部位として、クリトリスを愛撫する人は膣を愛撫する人を大きく上回ります。生まれて初めて得た性的快感が、クリトリスであるという女性はかなり多いです。体の部位の中でクリトリスが一番敏感で簡単に感じやすい部位であることを女性自身もよく知っているはずです。思春期の時に、なんとなくクリトリスを触ってみたら意外に感じてしまい、その後よく愛撫するようになってしまった経験の女性の方は多いと思います。

膣内でのオーガズムは全身に広がる傾向にありますが、クリトリスの絶頂は全身ではなく下半身が痺れたような感覚を引き起こします。それぞれの部位で感じ方も違いますし、個人差がありますから、どちらの方がどれだけ気持ちいいと一概に判断することはできません。

クリトリスのような、多くの女性にとって性感帯であり敏感な部位を、うまく開発して刺激を与えないことはもったいないことです。男性は、前戯の流れの中に積極的にクリトリスの愛撫を盛り込むべきだと思います。

また、ペニスを挿入し、二人が繋がってセックスをしている時に、同時にクリトリスを刺激してオーガズムへ導くことも有効です。

同時に膣内とクリトリス責めるテクニックは、医学の用語で「ブリッジ」と呼ばれています。膣内にペニスの挿入した状態で、クリイキすると男性と女性両方に深くて強い快感をもたらします。

これには確かなメカニズムがあります。膣内で快感を味わっている場合は、膣壁が奥から入り口に向かって収縮していきます。ペニスからすると中から外へ押し出されるような動きになります。これがクリトリスで感じている場合、収縮の向きが逆方向になります。男性からしても自分のペニスが入り口から奥へ奥へと飲み込まれるようになるので、男女共に強い快感となります。

女性のクリトリスは、いろいろな愛撫や体位からも触れやすい位置にあります。正常位や正面からの愛撫では、女性に足を開いてもらって丁寧に愛撫してください。逆にバックや背面からの愛撫では、女性を後ろから抱きかかえるようにして手を回し
、刺激してあげると良いと思います。色々なクリトリスの愛撫の方法を試した上で、違う工夫したいようでしたら、ローターなどの道具を使って愛撫するのもたまには良いでしょう。

Gスポット

クリトリスと並んで、Gスポットも有名な性感帯のひとつです。場所としては女性の膣の壁の前にあるスポンジ状の尿道海綿体の部分をさします。クリトリスと比べ、女性が一人で愛撫することは難しいので、パートナーに開発されないとなかなか感じることはできません。かと言って、感じているであろう部分をむやみにひとりでかき回すのも危険です。

Gスポットは膣口から4cm〜5cmほど入ったところの、お腹側の壁の部分にあります。最初愛撫した時はあまり目立たない部位ですが、入念に愛撫を繰り返し、性的な刺激を与え続けるとゆっくり膨らんでいきます。Gスポットの位置には個人差がありますので、他の女性で探すことができたとしても、別の女性にそのまま同じ探し方が通用するわけではありません。

いつもとは違う違和感を覚えたり快感を伴うと、女性の体は痙攣したりピクンと動いたりします。そういった反応を見逃さないようにして、じっくり探し、開発するようにしましょう。

Gスポットを1回のセックスで開発しきることは、かなり難しいと思います。男性が的確にGスポットの場所を見つけて繰り返し開発する必要があります。

具体的には、挿入した中指の第2関節をうまく使って、指先を突くような形で少しずつ刺激するのが良いと思います。よくアダルトビデオで見られるような、女性の膣内を大きく掻き回すような動きの愛撫は全くお勧めできません。大事な膣内を傷つけてしまう恐れがあるので控えるようにしましょう。

Gスポットを開発し感じる過程で、女性は潮吹きをしたり尿意を感じることもあります。これは恥ずかしい事ではなく、誰にとっても起こる現象なので、開発の際は事前に説明しておくと女性も安心できると思います。変に恥ずかしくなって、セックスに集中できないのはもったいないですよね。

ポルチオ

膣内の奥の部分、子宮の入り口にもイけるポイントがあります。

はポルチオという言葉で広まっているので、耳にしたことがある方も多いと思います。

奥が深い部位なので詳しくはまた別のパートで説明しますが、ポルチオで得られる快感も、膣やクリトリスで得られる快感と匹敵するぐらい強烈なものです。

それぞれ個々人が感じる性感帯

今まで紹介してきた膣内・クリトリス・Gスポット・ポルチオの他にも、人間は様々な部分が性感帯となりえます。乳首や耳、うなじは分かりやすい例かもしれませんが、人によっては、例えば背骨、肛門、足指を入念に舐められるとオーガズムに達するという方もいらっしゃいます。そのような部位で激しく感じることは、快感を覚えることはあれど、基本的にはオーガズムとは別の例外とみなしてよいかと思います。

女性の感じる部分を掘り下げる中で、ひときわ反応の目立つところがあれば、セックスの愛撫の中に取り入れて良いかと思います。この後説明する、ブレンドオーガズムにもそのような性感帯は役立ちます。

あえて補足しますが、あまり物理的な刺激の強いものは性感帯としてはお勧めできません。例えばロウソクをたらすであったり、スパンキングをするような、いわゆるSMの領域の刺激です。確かに強い刺激を得ることができるかもしれませんが、逆に言うとその刺激以外は受け付けなくなってしまいます。どうしてもプレイがアブノーマルになってしまいがちです。一度そこにハマると、ノーマルなものを受け付けなくなってしまいます。絶対的な信頼関係のある人との関係性が継続すれば成立する話かもしれません。ただ私が目指すのは、女性の方が日常的にオーガズムや絶頂を獲得することです。

文化としてのSMは理解できますが、このサイトでは前述の目的から、SMを開発に取り入れることは控えています。

ブレンドオーガズムで膣以上の快感を味わう

女性のオーガズムや性感帯の愛撫がからみあい発生する現象の1つに、ブレンドオーガズムがあります。簡単に説明すると、膣内で得たオーガズムの快感が全体に広がり、乳首や耳、その他先ほど説明した個々人が持つ性感帯に強く作用し、より多くの部位で感じ続ける現象のことを言います。

一度のオーガズムを皮切りに、様々な部位を刺激され、あらゆる角度から全身で快感を受け止めのはとても強烈です。

男性ではブレンドオーガズムを得ることはできません。これは女性のみに許された特権です。膣内でイくことは重要ですか、それだけではなく、それをいかしてさらに、女性の方が持つ性質や性感帯を開発し引き出して、ブレンドオーガズムに導くことは、男性にとってもやりがいがあります。

適切な愛撫で女性をオーガズムに導く

全ての女性がオーガズムや絶頂に達することはできます。そのために障害やハードルのある方はいらっしゃいますが、多くの方がそうです。適切に愛撫され導かれれば、誰でも開発されオーガズムに達することができます。

「開発されれば」「導かれば」と説明しましたが、オーガズムは女性が単体でオナニーなどにより自然と身に付けることは難しいです。セックスの回数を重ねても適切に愛撫され、開発され、導かれなければ、同じ水準のレベルの物足りない快感を堂々巡りしているだけです。

一度オーガズムの経験を得たら、何度も繰り返し、女性の体がオーガズムをしっかり覚えることが重要です。染み込ませるのです。それを繰り返した先に、日常的にオーガズムや絶頂を獲得することができます。

交感神経を利用し、ソフトな刺激を与えることが大事

いずれにしましても、いきなり速い動きの愛撫や、大きな動きで激しく女性の体を扱うのはお勧めできません。気持ちの部分からもケアも必要です。

交感神経という神経をご存知でしょうか?

興奮を管理する神経のことです。前戯に入る前にここをうまく刺激してあげましょう。普段一緒に暮らしている日常生活空間だと、なかなか気分が乗らないこともあると思います。彼氏彼女の関係でマンネリしたセックスを打破する時もそうですが、そういう場合はいつも日常から離れて少し遠出をしてみたり、あえてラブホテルを利用してみたり、お相手の女性が「セックスをしたい」と自然に思えるような環境を作り、欲求を高め盛り上げてあげてください。

そのうえで、言葉も駆使してより女性の気持ちを高めていきましょう。純粋に「愛している」「綺麗だよ」「かわいいよ」と言って気分が高まる女性もいれば、じらすような言葉を投げかけてあげたほうが興奮する方もいらっしゃいます。個人的にあまり攻撃的な態度は好きになれませんが、じらす程度はかけひきのうちです。ここから先は皆さんとお相手の女性の方との関係性にお任せします。笑

交感神経を刺激する前準備から、言葉責めも併用したソフトタッチで女性の気分を盛り上げたら、いよいよ本格的に愛撫をします。

このとき膣やGスポット、クリトリス、ポルチオを刺激する時に大事なことは、開発されていない女性ほど早くしすぎない&強くしすぎないということです。

男性は、早く反応や結果が返ってくることを期待して、1つ1つの愛撫の女性のリアクションを確かめずに先走ってしまう傾向にあります。オーガズムに到達するために、強くて激しい刺激が必要ありません。開発は、むしろマッサージに似ていると思います。的確にツボをとらえて、ゆっくり焦らず刺激を続ける、それをじっくり繰り返していれば、必ず性感帯は開発されオーガズムに達することができます。お相手を理解して、その人に合った内容とペースで接するようにしましょう。

開発している間は、男性にとっては単調な行為を続けているだけかもしれませんが、個人的な経験だとそれがもっとも効果的です。

一度女性がオーガズムに達したら、あとは繰り返し繰り返し同じ開発プロセスをたどって、「オーガズムに達するとはどういうことか」を女性の体に染み込ませ教えこみましょう。繰り返していくうちに体が慣れて、オーガズムに達する時間は短くなり、より簡単にオーガズムをコントロールできるようになります。

早くしすぎない・強くしすぎないということに対して、慣れなくて難しいという方は、自分の指やペニスを使う発想から一度離れてみたら良いと思います。市販のアダルトグッズの設定を、一番弱いモードにして使い続けることで、ゆっくりとしていてソフトな刺激を与えることができます。

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