男女それぞれの上半身の魅せ方と愛撫のすすめ方

この記事では、男女それぞれの上半身への愛撫について解説します。
まずはその手前として、セックスに臨む際の服装からはじめて、私の考えをお伝えさせていただきます。

シャワーは必ず浴びる

私は、セックスの前に必ずシャワーを浴びることを推奨しています。
上半身まわりの解説に関してもそれが前提です。
シャワーを浴びる前提になると「じゃあ男女お互いにバスタオルだけでいいのでは?」「もういっそ裸で良い?」そう考える男性もいます。
でも、女性にとっては、下着は重要なアイテムです。
下着をつけたうえでできる体のラインというものがあるので、女性はその姿を男性にも見てほしいと思っています。

もちろん、下着そのものに関しても、男性に比べて女性はこだわりが強い側面もあります。
「かわいい下着だね」そう言って男性に褒めて欲しいと女性は思っています。
でも、シャワーを浴びて、突然下着姿でバスルームから出てくるのは、女性の立場からも恥ずかしいと思います。

そこで登場するのがガウンや羽織物。下着をつけたうえで、上からもう1枚羽織って、徐々に脱ぎつつ愛撫をすすめるのが良いかと思います。
男性にっとってここは我慢です。我慢というか、このようなシチュエーションから女性の感情も高ぶらせるような愛撫をして、自然と少しずつ脱がしていきたいものですよね。

一方男性の場合は、バスタオルを下半身に巻いておくか、パンツ一丁も良いのかなと思います。
女性は、男性の上半身にエロスを感じますから、女性と違い上半身は何も身につけないのがいいと思います。

男女ともに下着を身に付けている以上、お互いの愛撫も下着をつけた状態で始まります。
乳首や性器は敏感ですから、下着越しであっても快感を得ることができます。男性でパンツを履いたままでも、ペニスを下着越しに愛撫されたら気持ち良いのが事実です。愛撫初期の時間は、そこまで全身を触られていない分、下着越しの少しの刺激でも、意外と敏感に感じるものです。

この下着状態でのお互いの愛撫によって、男女のエッチな気持ちはどんどん高ぶっていきます。下着の状態で、いかに良い愛撫ができるかは、女性の感情をたかぶらせるために重要です。
その先のセックスをお互いにイメージして、どんどん発情モードに入ります。肉体的な快感をこの段階からめいっぱい与えようとするのではなく、指先からパートナーの女性に愛情を伝えるように、優しく乳房を揉んであげたり、パンツの上から膣への刺激を与えてあげてください。この時の愛撫は優しくするということがとても重要です。

例えば、手を無理やり動かして、ブラジャーのワイヤー部分を強く圧迫されたりすると、女性は痛みを感じてしまいます。
あまり愛撫に気持ちが入りすぎてしまって、女性が痛がることがないよう男性は注意が必要です。

女性の乳首の愛撫は優しすぎると思うほど、優しくする

男性が、女性の乳首を愛撫する際には、「とにかく優しく」ということが重要です。男性の力は、男性自身が思っている以上に指摘の強いものです。それに対して女性の乳首は、男性が思っているよりもすごく敏感な部位になります。

特に、初めてその女性の方をお相手する時は、愛撫を始める時に優しくすることを強く意識してください。落ち着いて優しく始めて、気持ちが高ぶって、体がすっかり発情モードに入った後であれば、強い刺激からも適切に快感を得ることができるようになります。

愛撫をすすめるうちに、女性の方から「もっと強くして」と求められ、(本当に大丈夫…?)と思ったことがある男性の方もいるかなと思います。
だからといって、最初からその強い刺激で愛撫すると、女性は痛みを感じてしまいます。体が火照って発情モードに至るまでは、本当に優しくおもてなしする必要があります。

気になるプレイは、とにかくいちど試してみる

乳首は、上半身最大の性感帯ゆえに、愛撫の方法にはAVでも様々なバリエーションで撮影されています。例えば、男優さんが勃起したペニスを、AV女優の乳首に擦り付けるようなシーンを見た事は無いでしょうか?

ハウツーセックス本によっては、カウパー腺液を利用して行えば肉体的な快感のほか、変態性も煽られるとして取り上げていることもあります。
ただ、無理してカウパー腺液を使う必要はないと思います。快感の度合いとして、舌での愛撫には勝りません。

しかも、女性が寝ているにしろ、ひざまずいているにしろ、ペニスを乳首にこすり付ける姿勢にも少し無理があるように感じられます。このようなプレイこそ、AV特有の1種のパフォーマンスのような表現で、正直あまり参考になるところはないかなと思います。

同じように、メディアの影響によって男性がやたらと実験したがるのが「氷などを乳首に滑らせる」というプレイです。

見た目としては、確かに官能的で興奮できそうなものかもしれません。でも単純に女性からしたら冷たいですよね。笑

女性は冷え性になる人が多いですから、その後の体調的にも良く作業はしないかなと思います。よほど夏の暑いときなら良いかもしれませんが、氷を準備するのも手間ですし、もっと他に方法はあるよね、と思います。

しかしながら、乳首にペニスを擦り付けるプレイも、氷を使ったプレイも、その他のどんなプレイであっても、当人パートナー同士で「気持ち良さそうだから、試しに一度やってみる?」と盛り上がって意見が一致するのであれば、どんどんやってみた方が良いと思います。
お互いに良いと思ったことをどんどん試し合って「これは良かったね」「あれはダメだったね」とライトに言いあえる中は、セックスにとってとても貴重です。

セックスは男性と女性が、お互いの趣味嗜好に合わせて、その中の範囲で深めていくものですから、パートナー同士でお互いに試してみたいと思っている事は、殊更に止める必要はありません。誰かに迷惑をかけているわけでもないです。

セックスをより良いものにしていくためには、信頼関係のある男女同士でのトライ&エラーを重ねなければなりません。やってみない限り、それがお互いに合うのか合わないのか、気持ちいいのか気持ちよくないのかは分かりません。生クリームを体のいろいろなところに塗りたくられて舐められたら、予想以上に興奮してしまった…そんな経験ができたなら大事な発見です。知らないで一生を終えるより、気づけたほうが遥かに楽しいです。

そういう意味では、AVでトライされていることは参考程度にみることも良いと思います。一般の男女が考えているよりも、ある意味その道のプロの方々が工夫を凝らしているわけですから、普通の人間にはなかなか考えつかないプレイヤーシーンはいくらでもあります。

乳首愛撫の期待感を煽りながら乳房を愛撫する

柔らかい乳房は女性のシンボルです。でも、乳房は脂肪の塊ですから、乳首と比較して乳房はそれほど敏感と言うわけではありません。
乳房は男性の愛情を感じながら愛撫されなければ、女性の性的快感には貢献しません。男性は、そのことを肝に銘じて、乳房を優しくいたわる必要があります。

多くの男性が乳房においては「揉む」という行為をイメージすると思います。ただ、それでは(乳首や性器に比べて鈍感な)乳房は、女性に性的快感をもたらしません。
意識してほしいのは、乳房への愛撫は「乳首への愛撫の橋渡し」のような役割だと言うことです。

乳房の愛撫についてははじめに、手を乳房の曲線に合わせてお椀形にしたら、乳房に触れるか触れないかと言うソフトタッチでマッサージをするのが良いと思います。
イメージで円を描きながら、乳首に近づいたり、乳房の外側から乳首に向かって手を滑らしたり、ときには軽く指先を乳首を重ねてもいいですね。

重要なのは、「このあと乳首を愛撫されるんだ」という「期待感」を煽ってあげることです。そうすれば、肉体的な快感はそれほどないにもかかわらず、イメージでどんどん興奮します。

女性の生理周期を把握すれば、関係が深まる

乳首が敏感ですので、愛撫はとにかく優しくすることが重要です。
しかしながら、普段は問題ない強さの愛撫であっても、女性が痛みを感じる場合があります。生理前の時です。乳首だけではなく乳房も張って、胸全体が痛くなるという女性も多いですから、男性は注意が必要です。

また、子宮の位置も生理周期によって変化します。生理前には子宮が降りてきます。いつもなら気持ち良いバックに痛みを感じる場合もあります。
生理は女性だけに起こるものですから、多くの男性は無頓着になってしまいがちです。

この話も信頼関係が必要にはなりますが、パートナーの女性の生理周期を把握することは、セックスの際に痛みを感じさせない点において重要です。
それだけでなく、PMS(月経前症候群)と呼ばれる症状に悩んでいる女性の中には、生理前になると自分の意思とは関係なく、怒りっぽくなったり、不機嫌になったりしてしまう人もいます。些細なことでパートナーと喧嘩をしてしまって「どうしてあんなことで怒っちゃったんだろう…」と後々すごく後悔してしまうこともあります。

男性がパートナーの女性の生理周期を知り、PMSに理解があれば、彼女がたとえ理不尽に不機嫌になったとしても、大きな喧嘩に発展したり、喧嘩が長引いたりするようなことは無いはずです。

作り手の多くが男性であるAVなどのアダルトメディアでは、「生理前の女性は発情している」という偏った情報だけを発信しています。一部の女性に当てはまることではありますが、生理周期の時期によって、通常のセックスでも苦痛を感じてしまう女性がいることを男性は理解すべきです。

女性の生理周期を男性が把握すると言うことに対して変態的なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、私は反対だと思います。大切なパートナーを傷つけることなく、より良い関係を築いていくために重要なことですから、それができたほうが良いと思っています。

補足になりますが、乳首と乳房以外に愛撫すべき場所についても触れておきます。まずはいわゆる「デコルテ」です。首の前面から胸元にかけての部分です。中でもうなじから首筋にかけての部分や鎖骨は、肌が薄くて敏感ですので重要なポイントです。同様に皮膚が薄い脇腹も狙い目です。

他には、首の後ろから肩や背中にかけての僧帽筋、腰も愛撫すべき場所の1つに挙げられます。特に背中は手が届かない部分ですから、自分ひとりでは得られることができない感触や気持ちよさにつながります。

これらは乳首と違って、性的快感に直結している部分ではありませんから、愛撫というよりマッサージをイメージして接したいところです。
指先が肌に触れるか触れないかと言うソフトタッチで、「ちょっと長いかも」と思うほど、じっくりゆっくりとマッサージを行います。基本的には筋肉の繊維に沿って行うと良いです。

直接的には性的快感になることがなくても、マッサージ的な愛撫によって気持ちよくなることで、セックスに向けて体の準備が整い、その後より強い快感を得ることができます。

加えて、マッサージによるリラックス効果もあります。特に女性の場合は本当に気持ちが良いセックスをするには安心感が欠かせないものです。
信頼関係のあるパートナーの、性感マッサージにより時間をかけてリラックスすることは、安心感を強めることそのものといえます。

女性も男性の乳首をきちんと愛撫すべき

男性でも女性でも、上半身の最大の性感帯は「乳首」です。
私の周囲の男性たちは、「ほとんどの女性は、男性の乳首を舐めてくれない」と言います。「乳首を舐められると、くすぐったい」と言う男性もなかにはいます。ただそれは、性感帯として開発されていないと言うだけのことに過ぎません。

「乳首を責められることが好き、気持ち良い」と言う男性の割合は、年齢が上がるほど多いです。高校生男子や20代前半の男子が、「乳首気持ち良い」とはあまり聞かないですね。年齢があがるにつてれ、慣れてくると感じる部位になります。
ぜひ女性からも、男性の乳首は入念に愛撫して、開発してあげると良いかと思います。

まずは舌での愛撫によるソフトタッチが基本です。舌先をとがらせて、チロチロといった感じで、乳首を舐めてみてください。
若い男性ほどくすぐったく感じるのではないかなと思います。よく言われるように、「くすぐったい」という事は、快感と表裏一体である可能性が高いです。
若い男性でも、きちんとじっくり開発してあげれば、性感帯となる部位になります。

パートナーの男性が乳首の愛撫に対してくすぐったさを通り越して、快感を得ることができたのであれば、今度は甘噛みも試してみると良いです。

相手の反応見ながら、あくまでもソフトな「甘」噛みの範囲で強くしたり弱くしたりと、変化をつけてみてください。ふざけていたずらに行うのではなく、きちんとエッチな雰囲気ムードの中で真面目にやれば、男性もごまかすようなことはしません。どんどん性感帯として発達していきます。

男性の立場からすると、甘噛みは文字通り噛む行為なので、恥ずかしがる人もいます。でも、甘噛みによって、普通は男っぽいパートナーの男性の、いつもと違った一面を見ることができると、女性も愛撫で開発することの醍醐味を味わえると思います。

女性が男性の乳首を愛撫する事は、女性がセックスに積極的になるための第一歩でもあるお思います。最初は下手でも構いません。技術は確実に後からついてきます。まずは、女性が男性を攻めてみる、愛撫することを恥ずかしがらないことが大事です。

男性のリードに任せきりのセックスだったとしても「気持ちよかったよ」「楽しかったよ」と言ってくれる男性はいます。
女性からすると「これでいいんだ」って思ってしまいますよね。自然な受け止め方だと思います。
でもそうなるど、その女性からはセックスの技術を磨く向上心がなくなってしまいます。
男性も愛撫されることを求めていますと、女性にちゃんと伝えなければなりません。

男性はAVの悪い影響を払拭しなければなりませんし、一方女性は、もっとAVを参考にするべきかもしれません。AV女優を参考に、小悪魔っぽく微笑みながら、男性を愛撫してあげてはどうでしょうか。きっと新たなパートナーの一面とともに、新たな自分を発見することができます。

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