じっくり性感マッサージで安心感から何度もオーガズムへ

今年の春頃、私の日記を読んで興味をもってくださったミナさんから、メッセージをいただきました。ミナさんは都内で働く事務職の方で、職場ではなかなか出会いがなかったそうです。「日記を読んでいたら濡れてきてしまったので、会ってほしい」という内容でした。

メッセージからは、最初の日記から最新のものまで、しっかり読み込んでくださった印象が伝わってきて、とてもありがたく感じたのを覚えています。これまでの人間関係のなかで、男性にセックスのことをお願いすることができずにいた——そんなミナさんが、勇気を出して連絡をくださったのだと思います。

今回は錦糸町でお会いしました。ミナさんが千葉のほうにお住まいだったので、お互いに負担なく会いやすい場所として錦糸町を選びました。

お会いしたミナさんは、とても明るくハツラツとした方で、話しているこちらまで元気をもらうようでした。申し訳ないくらい温かい方で、きっと職場でも事務の方々を取りまとめる、責任のある立場なのだろうなと感じました。その一方で、職場の人間関係の悩みも打ち明けてくださっていたので、今日は肩の力を抜いて、しっかりリラックスしながらオーガズムを感じられる一日にしたい——そう思いながら言葉を交わしていました。

「優しいけど感じるセックス」がしたい

ホテルに入ってから、これまでの交際経験やセックス観について、あらためて最初に入念に話し合う時間を取りました。

お話を伺うと、以前付き合っていた元彼さんとの雑なセックスに苦しんでいたことを打ち明けてくださいました。前戯の時間は短く、いつも同じ正常位ばかり。しかもその正常位も、5分もしないうちに相手が果ててしまうことが大半だったそうです。長く続く方もいたものの、その場合も前戯が極端に短いのは変わらず、自分の気持ちが高まっていく前に、いずれにしても男性が先に行ってしまう。総じて欲求不満を抱えることが多かったと、静かに語ってくださいました。

セックスは女性にとって大切な喜びの一つのはずなのに、それが蔑ろにされてしまっている——他の方のお話を伺うときにも感じることですが、やはり残念に思います。

メッセージのやり取りのなかで、ミナさんは「優しいけど感じるセックスがしたい」という希望を伝えてくださっていました。ミナさんのなかでは「優しい」と「感じる」は別のものだと捉えていたようです。けれど私の考えは違います。しっかり相手に向き合った優しいセックスをするからこそ、その安心感から、感じるセックスができるようになる。今日はそれを、体で分かっていただきたいと思いました。

フェザータッチと全身マッサージでゆっくりほぐす

シャワーを浴びて、まずは前戯から始めました。

軽くキスを交わしながら、下着姿になったミナさんの体を、肩から上半身全体へと手のひらでさするように確かめていきます。おそらく、これまでのセックスにはこうした行為はなかったのではないかと思います。いきなり局部を愛撫するのではなく、まずは肌と肌が触れ合って馴染むようなコミュニケーションを意識しました。フェザータッチで、全体をやさしく撫でるところから。

時間はかかりましたが、少しずつミナさんの体がほてっていくのが伝わってきました。口元もだんだん緩んで、触れるたびに吐息のようなものが漏れるようになってきます。まだ「感じる」という状態ではないけれど、無理なく体がセックスへと向かっていくのが、ゆっくりと、けれど確かに分かって、それがとても良かったです。

そのまま、体をさすりながらマッサージへと入っていきます。事務職の方ということもあり、肩から背中、腰、太ももにかけて、指圧で丁寧にほぐしていきました。太ももは局部にも近く、肩甲骨のあたりは手を滑らせれば胸にも軽く触れます。そうして、このあとに訪れるセックスへの期待感を、少しずつ醸成していきました。

リラックスを前提にしながら、徐々に性感マッサージや愛撫も取り入れていく流れです。局部を触るだけ、挿入するだけがセックスではない——私はそう思っているので、それを十分に分かってもらいたかったですし、こちらのことも安心して受け入れてもらえるようにしたいと思いました。何より、相手を大切に扱うことで安心感を持ってもらい、そのうえで体を高めていく。そういうプロセスを取りたかったのです。

乳房と乳首の愛撫だけでぐっしょり濡れる

上半身にしっかりオイルを塗り、一通り性感マッサージをしたあと、ミナさんの姿勢を仰向けに変えました。

そのとき、乳房から乳首にかけてオイルのテカリが際立ち、乳首もしっかり勃って突起している状態で、とても艶やかで綺麗だったのを覚えています。

お互いに重なるような体勢——ミナさんが前、私が後ろ——になり、後ろから抱きかかえる形で、両手で乳房を包んでゆっくり揉みほぐしました。この段階で、ミナさんのなかの「感じるスイッチ」はかなり入っていたと思います。まだ乳首には触れていないのに、溜めていた熱を噛みしめるように、揉みほぐすたびに呼応して吐息を漏らしてくださいました。上半身全体をビクンビクンと敏感に反応させていたので、今はこの流れが大事なのだと思い、次を急がず、入念にマッサージを続けました。オイルが切れてきたら塗り足すと、それがまた良い潤滑になります。

試しに片手で膣の表面に少し触れてみると、中指の第一関節の半分ほどを入れても分かるくらい、ぐっしょりと濡れていました。まだ乳房しか触れていないのにと驚きましたが、そこに至るまでの性感マッサージやオイルマッサージが功を奏したのだと思います。

乳首はビンビンに勃って、早く触ってほしいと主張しているようでした。ただ、前戯の段階でこんなに濡れているのが嬉しくて、私もそこはあえて焦らすように愛撫を続けていました。すると、ミナさんのほうから体を寄せて、乳房を揉んでいる私の指に乳首を擦りつけようとする仕草が伝わってきます。

「そんなに乳首を触ってほしいの?」と聞くと、「触ってほしい」と小声で。

その様子が可愛くて、そこからはゆっくりと乳首に触れていきました。いきなり全体ではなく、中指の腹で先端をそっと。両方の乳首を、先をなぞるように愛撫します。わずかな刺激のはずなのに、ミナさんは驚くほど体をのけぞらせ、「ああ」と声を漏らしながら、全身で快感を受け止めていました。

激しくするのではなく、ちょんちょんと触れてあげるだけでも、ミナさんには十分に効いているようでした。私もその繊細な反応を楽しむように、しばらく乳房と乳首、胸全体への愛撫を続けました。

まだ本番にも至っていないのに、全身で快感を受け止めるようになってきて、体がかなり出来上がってきたのを感じました。ミナさんの目も、最初に会ったときよりも明らかにトロンとしてきて、「私も舐めたい」と言ってくださったので、一度その流れに沿うことにしました。

攻守を変えてフェラチオ

今度は私が仰向けになり、ミナさんが上半身を預けてくる形です。

私の下半身に顔を寄せ、まずは下着の上から股間をさするように、丁寧に愛撫してくれました。私もすでにかなり高ぶっていたので、下着越しに手が当たるたび、ミナさんはフフッと笑って嬉しそうにしていたのをよく覚えています。

ミナさんの口での愛撫は、正直に言ってとても上手でした。含んで舐められるうちに、自分のものがより大きく反応していくのを、お互いに感じます。口に含む前と後とで、明らかに高ぶりの具合が変わっていて、それを感じ取ったミナさんも、とても嬉しそうでした。

そのあと、また攻守を交代して、ミナさんの他の部位も愛撫していきました。その過程まで書くとかなり長くなってしまうので、ここでは割愛します。

やはりオーガズムに達するためには、入念で、小さくても丁寧な愛撫がとても大切なのだ——そう改めて感じる前戯の時間でした。

騎乗位とバックで何度も絶頂へ

これまで正常位でされるがままだったミナさんなので、まずは騎乗位から入ることにしました。

騎乗位も久しぶりのように見受けられましたが、一度受け入れると、ゆっくり私のものを中に納めてくれました。すぐには動かず、その気持ちよさを確かめるように、ゆっくり腰を動かしながら味わってくれたのも嬉しかったです。そのまま少しずつ動きを大きくしていくと、ミナさんの吐息も強くなり、それに合わせて私も腰を送ってあげました。

騎乗位に疲れてきたら、今度はバックです。

しっかり腰を振って満足していたミナさんを四つん這いにして、今度は私のほうから追い込みをかけるように、バックの気持ちよさを教えるつもりで動きを送りました。すると何度も「イく、イく」と口にしながら、絶頂に達する瞬間が、確かに見てとれました。

安心感と丁寧な愛撫がオーガズムへの近道

今回も、全体の施術時間は、ミナさんがこれまで経験してきた時間の5倍から7倍ほどはかけていたと思います。

私自身、前戯や愛撫を通したコミュニケーションが好きですし、今回もそこから、ゆっくりリラックスしていただいて、何度も絶頂に達する、いい時間になったのではないかと思っています。

終わったあとのミナさんは、最初にお会いしたときのハツラツとした明るさとはまた違う、力の抜けた穏やかな表情をしていたのが印象的でした。職場で人をまとめ、気を張っている時間が長いぶん、こうして誰かに委ねて、ただ心地よさに身を任せる時間そのものが、ミナさんには必要だったのかもしれません。

「優しいけど感じるセックス」は、決して別々のものではありません。相手を大切に扱う優しさが安心感になり、その安心感があるからこそ、体は素直に開いて、深く感じられるようになる。ミナさんの体が、それを何より雄弁に教えてくれた一日でした。

もし今後、心を許せるお相手ができたときにも、今日感じた「急がなくていい」「大切にされていい」という感覚を、どうか思い出してほしいと思います。それだけで、これまで欲求不満に沈みがちだったセックスは、きっと少しずつ変わっていくはずです。

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