なお

体位を変える目的とペニスの愛撫について

この記事では、体位とペニスの愛撫の仕方について主に考えてみたいと思います。
体位はとても重要です。重要であるが故に様々なバリエーションが発明されています。
一方で、何の目的で男性は体位を変更するのでしょうか?より気持ち良い体位を目指しているからではありますが、「より気持ち良い」とは、具体的にどういうことでしょうか?
また、章の後半では女性から男性の観点で、ペニスの愛撫についても考えてみたいと思います。

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スローセックスにおける愛撫の順番・各部位のポイント

1つ前の投稿では、スローセックスの効果やメリットについて考えてみました。

この記事では、スローセックスにおける愛撫の順番や、各部位を愛撫する際のポイントについて考えてみたいと思います。

スローセックスにおける愛撫では、髪の毛等、普段のセックスでは性感帯と捉えない部分も、愛撫の対象となってきます。激しい味付けの濃いセックスではなく、じっくりとソフトな愛撫で官能的な気分に導くのがポイントです。

リラックスしたムードを作るのは他のセックスの場合でもそうですが、繊細な愛撫やボディタッチで、敏感な刺激でも脳で感じるような性感開発を心がけましょう。

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現代の人に効果的なスローセックスについて

食欲、睡眠欲、性欲は人間の3大欲求と言われ、これは中学生でも理解できる一般的な知識です。この3つは、人間が生きていく上で必要不可欠な原始的な本能であるため、このように呼ばれます。皆さんは、食事や睡眠、そしてセックスが自分にとってどれほど重要なものと認識し、日常生活を送っているでしょうか。

多くの人は、食べることや寝ることが重要だと考えるかもしれません。それは、「食べなければ死んでしまうから食事が大事」とか、「眠らなければ死ぬから睡眠が大事」という考え方です。確かにこれは正しい理由ですが、「死なないようにすること」が主な動機であれば、性欲に関しては「別にセックスをしなくても死ぬことはない」という結論になります。これはちょっと寂しい考え方ではないでしょうか。

そこで、もう一度考えてみましょう。なぜ人はセックスをするのでしょうか?と問われると、多くの人が「子孫を残すため」や「子供を増やすため」といった、学校で習う保健体育的な答えを思い浮かべることでしょう。もちろん、これらの理由も決して間違ってはいません。

一方で、動物同士の交尾を私たちは「セックス」とは呼びません。セックスを行うのは人間だけです。両者の最大の違いは、人間のセックスには快感が伴うという点です。それだけではなく、愛、癒し、潤いなど、人間が持つ様々な心地よい豊かな感覚が重なり合い、人々を幸せに導くものです。

本来、幸せをもたらすものであるはずのセックスですが、問題は現代人のセックスが幸福感とはかけ離れた行為になっていることです。人間らしい豊かな生活を送るためには、例えば、食事を「生きるために必要なもの」という動物的な本能から一歩距離を置く姿勢が重要です。なぜなら、人間らしさとは、生まれたときから備わっているものではなく、知識や経験の蓄積によって自分で育てていくものだからです。私たちの食事は、味だけでなく、五感をフル活用することで、その美味しさが何倍にも増すのです。

なぜ動物的なセックスになってしまうのか?それを払拭すためのスローセックスの考え方について、今回は考えてみたいと思います。

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男女別、下半身の愛撫のすすめ方

下半身には言うまでもなく性器があります。そしてもちろん、性器は性感帯の本命といえる部位です。その本命を攻める際、最初から下着を脱いでからでも良いのですが、まずは焦らず下着を履いたままでも、お互いの興奮を高めあうことはできます。

快感の強さという点では、間違いなく直接愛撫された方が上回ります。でも「これからもっと気持ちよくなれるんだ」と言う期待感、じらされる感覚によって、下着越しからでもどんどん発情モードへと入り込めます。

この記事では、男女別の下半身の愛撫について考えてみたいと思います。

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ペニス挿入時に気をつけるポイントと本番の基本4つの体位

男女ともに前戯の方法や性感マッサージなど、愛撫については今までの記事の中でも触れてきましたが、今回はペニスの挿入と本番行為について書きたいと思います。

個人的に1番理想的な挿入のタイミングは、女性がクリトリスの愛撫でイった後がベストかなと思います。

一度クリトリスでオーガズムを迎えて、その余韻が残る中でペニスの挿入をするのとそうでない場合とでは、快感の度合いが全く異なってきます。

挿入は、主に男性の方から能動的に行うケースが多いかなと思います。男性から進んで挿入する際に「グッ」という感じで、押し込むように挿入するのはNGです。女性からすると男性器は自分の体以外のもので、異物といえるかもしれません。「自分以外のもの」が女性の膣内に入るわけですから、女性からすれば強さも感じる可能性があります。他の愛撫や性感マッサージと同様ですが、優しくゆっくり挿入してあげることが大事です。

セックスに慣れていない男性の中には、挿入が苦手だという人もいらっしゃるかと思います。挿入時に、慌ててもたついて焦ってしまって、いざ入れようと思ったときには萎えてしまっていたとう経験がある男性は多いと思います。

膣口から子宮口にかけての膣は、体の前方から後方へと斜め上に向かって通っています。膣口にグイグイとペニスを押し当てて挿入しようとしても、ペニスと膝の角度が噛み合っていなければ、なかなかすんなりと挿入することはできません。特に締まりが強い女性の場合はそうなってしまうケースが多いです。

でも、角度に関しては、あらかじめ膣の角度を理解していれば簡単なことで、いざ挿入しようとする時も安心できます。

まずは、女性が仰向けになっている正常位の場合で解説いたします。この場合、実は斜め下に向かって伸びています。ですから、まずは膣口の上の方にあるクリトリスにペニスの先をあてがって、ペニスを指で押さえるようにして少し下を向くように移動させます。そうすると膣とペニスの角度は同じになりますから、後はそのまま陰裂に沿ってペニスをスライドさせれば、すんなりと挿入できるかなと思います。

バックの場合も同じ原理です。男性目線では、アナルのすぐ下に膣口があるのがはっきり見えます。直接膣口にペニスをあてたくなると思いますが、それではなかなかうまく入れることができません。バックの場合、正常位とは真逆です。実は斜め上に向かって伸びていることになります。ペニスを少し上に向けたまま、クリトリスの方から上にある膣口に向かって滑らせることで挿入が簡単になるかなと思います。

基本的にはどちらもクリトリスから膣口へ移動させる流れが理想です。焦ることなくスムーズに挿入するためにぜひ覚えておきましょう。

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オイルマッサージと性感マッサージによるオーガズム体験

昨年末に、新規の方をお相手させていただく機会がありましたので、その体験記録になります。

明菜さんという20代後半の方で、普段は中学校で教師をされている、ということでした。

公務員の方はそれまでにもお相手させて頂いたことはありましたが、教師の方は私もはじめてでした。

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SかMかは些細なこと、大切なのは自分の欲求に素直な気持ち

「あなたはSですか?それともMですか?」

そう聞かれたらどのように答えていますか?飲み会等では自然に話題にあがあってくることもありますよね。今夜も、どこかで同じような質問が飛び交っていると思います。

そんな質問に対して、男性の場合「俺、超ドSだから!」なんてしたり顔で答える人もいそうです。

本人が言ったからといって、内心は本当にそうなのでしょうか?

男性の場合は、「男はSの方がかっこいい」「Mは恥ずかしい、男らしくない」そんな妙な思い込みから発言し、Sを振る舞い仮面や飾りをつけている、なんてこともあり得ます。

男性の場合、正直にMであると答えてしまうと、自分が弱い存在であることを認めるような錯覚に陥るため、なかなかMを自称することができないのかもしれません。本当は、その方が自分にあっている場合もあるのですが。

ほかの例だと、まだ若くてセックスの経験が少ないために、自分がSなのかMなのか分かっていないまま、なんとなくSと言う人もいると思います。

言葉遣いや振る舞いがただただ乱暴な人が、すぐさまSと言うわけではないのです。

逆に、女性の場合はMの方が男性ウケが良いと思っている人が多いですよね。(半分それは仕方がないとも思いますが…)

自分がSなのかMなのか、どちらかに絞るのはそこまで大事なことでしょうか?

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良いセックスに必要な聞く能力・質問する能力

このブログは、男性の方にも女性の方にも読んでもらいたいと思って書いています。

通常、このようなハウツーやノウハウに関する情報は、男性または女性どちらかを対象にして書かれているものが多いです。でも、セックスは(基本的に)男性と女性がいて、双方向のコミュニケーションで行うものですよね。全く異なる性器を持つ者同士ですから、双方の愛撫に違いがあるのは当然なことです。ましてや個々人で性癖や趣味嗜好も違うため、セックスを楽しむためには、複雑な要素がとても多く存在します。

男女ともに充実したセックスをするために、まずお伝えしておきたいことがあります。それは、潮吹きのような派手なプレイは必要ないと言うことです。

これは今までのアダルトビデオ等の、画面上で見栄えがするという理由で取り入れられているものだからです。

であれば、充実したセックスを行うためには、どんなことが必要なのでしょうか?

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